路面標示は基本的には情報伝達をする目的で設置されます。その際に情報を伝達したい対象に見てもらう為に、「おもしろ」表現やデザインをすることは、印象に残り目的達成の効果が期待できます。
今回は当社製品の屋外路面シートの事例やその他路面標示の事例をご紹介します。「錯視」を使用した立体的に見える横断歩道や、地域特有の「方言」を使用した飛び出し注意喚起など様々な事例があります。
錯視とは視覚による錯覚のことで、「目の錯覚」ともよばれています。特に幾何学的錯視については多くの種類が知られています。屋外路面シートにも設置目的により錯視を利用した表現やデザインが用いられる場合があります。ある地点から視認するとシートが立体に見えたり、起き上がったりしてみえます。
■立体横断歩道
※白色部分は溶着ラインを使用
工場見学に来る人を楽しませる ために立体且つ宙に浮いて見える 横断歩道が設置されました。
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■立体ブロック(減速対策)
【 SD-49 】 W1800×H2500mm
車を減速させるために「速度落とせ」の 路面標示文字の前後に立体にみえる ブロック標示が設置されました。
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■押しチャリ
クイックシート
定点からは遠近が無い文字に 見えるように、奥の文字をあえて 大きくデザインしてあります。 |
■蓄音機
クイックシート
マンホールの蓋のデザインをレコードに 見立て、立体に見えるように蓄音機が デザインされています。 |
日本は各地域ごとに「方言」があり、その地域特有の話し言葉として使用されています。路面標示は情報を伝達するという設置目的があるので、誰にでも理解できる共通語・標準語が基本的には多く使用されています。路面標示としては珍しい、方言を使用した事例をご紹介します。
■とびだし注意喚起 『 ぼっ! 』
クイックシート
『ぼっ!』という言葉は、あまり 馴染みが無いと思いますが 大分県宇佐市周辺では『あっ!』や 『わっ!』や『びっくり』などの 驚きの意味があります。
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スピード出しすぎ注意喚起 『 あぶなか 』 参考元:熊本県相良村フェイスブックより https://www.facebook.com/vill.sagara/posts/232789643570469/ 『あぶなか』という言葉は、 熊本県の方言で『危険だ、危ない!』の 意味があります。熊本県相良村の 広域農道と松馬場・朝ノ迫線の 交差点に標示されています。 |
交差点注意喚起 『 あぶなかばい 』 参考元:福岡県大刀洗町役場フェイスブックより https://www.facebook.com/tachiarai/posts/680605495401346/ 『あぶなかばい』という言葉は、 福岡県の方言で『あぶない』の 意味があります。 福岡県三井郡大刀洗町今区の 交差点前に標示されています。 |
減速注意喚起 『 よーんなー 』
参考元:Google社
『よーんなぁ』という言葉は、 |
■ ダジャレ(事故は自己責任で)
【 D-TWN-368 】 W1500×H800mm
撮影スポットに『事故は自己責任』
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■ キャラクター(しっぺい)
【 D-R-207 】 W1100×H1100mm
静岡県磐田市をPRする |
■ イラスト(サボテン)
クイックシート
サボテン協会埼玉支部の方の |
お客様が施工された当社製品の施工例写真を随時募集しております。下記アドレスまで送信をお願いいたします。
お礼として粗品(クオカード500円)を進呈させていただきます。
シート製品を気温が低い環境で施工する際には、下記の件を特に、ご注意お願いします。
● 設置路面に凍結防止剤等が残留している場合、必ず除去を行ってください。
●設置路面温度が低い場合、設置路面を加熱することで、
シートの接着強度が高くなります。
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