出典)国土交通省ウェブサイト「歩行者利便増進道路(ほこみち)の普及展開に向けて」などを加工して作成。
今回ご紹介するのは、ほこみち[歩行者利便促進道路]制度についてです。これは道路を「通行」以外の目的で柔軟に利用できるようにする制度のことです。
それにより道路占用許可が柔軟に認められるようになり、例えば下図のように車道が4車線ある道路を2車線に減らして、歩道や自転車通行帯を広げたとき、オープンカフェやベンチなどを置いて歩行者にとって便利で、にぎわいあふれる空間を創り出すことができます。
今後、ほこみち[歩行者利便促進道路]が全国各地で多く実施されると、当社の屋外路面シートを活用する機会も出てくるかもしれません。
目次
歩道等の中に、“歩行者の利便増進を図る空間”を定めることが可能に
[ 新たな構造基準のイメージ ]
◎特例区域では、占用がより柔軟に認められる。
◎占用者を幅広く公募し、民間の創意工夫を活用した空間づくりが可能に。
◎公募により選定された場合には、最長20年の占用が可能。
(テラス付きの飲食店など初期投資の高い施設も参入しやすく)
「ほこみち」第1号となった大阪市御堂筋、神戸市三宮中央通り、姫路市大手前通りも、継続的な社会実験の成果を踏まえて指定されています。
社会実験では、対象となる路上にベンチやテーブル、屋台といった簡易な設えをして、通行空間として支障がないか、安全性に問題がないかといった点を検証しつつ、これにより歩行者の動線や滞在時間がどう変わったか、どのようなアクテビティが新たに発生したか、といったデータを取得します。これらのデータは、今後継続的に取組を行うための説明材料として非常に有用です。
また、事業者としては、まずはコストをかけずに小さな設えから始めて、その空間のポテンシャルや収益データを確認しながら、本格的な事業参入への可能性を検討することができます。
その他に道路利用者や周辺事業者、地域の人々に対して「この道路では、こんなこともできる!」というメッセージを発する、ショールームとしての機能もあります。
「ほこみち」制度を利用して社会実験を実施することとなり期間中に路面標示の設置をする場合は、当社の貼って剥がせる屋外路面印刷シート「グランシャルシート」をお勧めします。
全国で実施された交通社会実験に多くのシート施工実績があり、実験終了後にシートを剥がした場合も路面を痛めること無く原状復帰が可能です。
グランシャルシートの製品紹介ページです。
https://www.sanko-kikaku.com/signsheet/signmenu/grandsheet/
総合カタログ2022-23を発行しました。新しいシート施工例や、シートデザイン例などが載っています。総合カタログを必要な方は当社へお問い合わせください。
あわせて当社ホームページのダウンロードページの総合カタログ2022-23のPDFファイルも更新しました。当社のWEBサイトよりご覧になれます。
https://www.sanko-kikaku.com/downloads/downloadcat/catalog-and-leaflet/
ウォータス【水取機】の使用動画を新たに作成しました。製品特長や吸水スポンジ交換方法などを紹介しています。再生するとご覧になれます。
クイックシート溶融タイプの受取り後、すぐに梱包ダンボールを開封して、シートの状態の確認をお願いします。
シートの軟化、段ボールへの貼りつきが無ければ、直射日光を避け、立て掛けずに涼しい場所で保管してください。
クイックシート溶融タイプは熱により軟化、溶融します。そのため直射日光があたる環境下では、段ボールとシート、またはシート同士が貼付く恐れがあります。
・高温の路面には、直接シートを置かないで下さい。
・直射日光を避け涼しい所に保管して下さい。
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